ライトウェルブログ

2024/05/07IDMで出来ること10選【前編】

みなさん、こんにちは!
ライトウェル マーケティング担当の志田です。

 

春は、組織編成や人事異動による社員の入れ替わりが多く、膨大な件数の更新や管理が求められ、さらに、他の業務と並行してそれらに正確に対応しなくてはいけない…IT担当者様にとって一番忙しい時期かもしれませんね…。
業務量が多い状態だと、気を張っていてもどうしてもミスや漏れが出てしまうことがあるかと思います。

 

IDの適切な管理は、セキュリティ上非常に重要です。
たとえば、退職した社員のIDを削除し忘れてしまうと、内部情報への不正アクセスのリスクが高まりますよね。

また、株式会社アイ・ティ・アールからは、以下のような報告がされているそうです。

 

IGA市場の2022年度の売上金額は前年度から58.7%増の11億9000万円で、2023年度は前年度比75.6%増の20億9000万円に達すると予測している。CAGR(2022~2027年度)28.1%で今後も成長し、2027年度には41億円規模に達すると見ている。

 

「クラウドの利用拡大から、過剰あるいは相反する権限の付与による情報漏洩や内部不正が増加しているため、IDの適切な管理とガバナンス、職務分掌などの強化のニーズを受けてISA市場が立ち上がった。セキュリティへの意識が高く、投資に積極的な大企業を中心に導入が拡大している」(ITR)

 

ITRは、ID管理にあたっては情報セキュリティポリシーの下、IDの発行・設定・変更・削除を包括的に管理することが必要になると指摘。IGA製品の利用によって、迅速かつミスなく進められる運用・管理できるようになるとしている。

 

引用元:デジタルビジネスを加速する専門情報サイト IT Lreaders | IDガバナンス管理市場が急拡大、2023年度は前年度比75.6%増─ITR

 
IGA(Identity Governance and Administration)とは、組織内でのアイデンティティ管理とガバナンスに関連する、ID管理やアクセス制御、IDの棚卸、そして監査などに関連するプロセスや技術を指します。
DXにより高まるセキュリティへの需要から、”ID管理を正しく効率化するIGA製品”にも注目が集まっているのですね。

 

ただし、依然としてMicrosoft ExcelやGoogle スプレッドシートを使った独自の管理や、複数ツールを連携させた管理を行う企業は多いようです。この方法では、管理対象となる社員が増えれば増えるほど対応に必要な時間も増え、冒頭でも触れた人的ミスのリスクも一層高まってしまいますよね…。

 

 

ということで
今回からは、そのような課題を解消するために弊社で利用しているIGA製品「IDM」の特長についてご紹介させていただこうと思います◎
こちらは弊社で開発したツールで、人/組織/アプリケーションやサービスに関する情報を一元管理できるものです。
グローバルに活躍する住友重機械工業様コスモエネルギーホールディングス様でも採用いただいておりますので、その魅力を存分にお伝えできればと思います…!
ぜひ最後までご覧ください(^^)

IDMで出来ること10選

下図がIDMで出来ることの一覧です。
今回は、1~4の「ID管理とガバナンス」にフォーカスした特長をご紹介します!

それぞれの特長について

Point>
GAL(組織内の人のための電話帳や連絡先リスト)に表示する氏名や所属等の情報更新は利用者自身で行えます。
★IDM利用者である私は、「変更を報告して対応を待つ手間が省ける」「変更が正しく反映されているか心配する必要がない」という点を魅力に感じています!

 

 

Point>
自動的にセキュリティグループの管理や未使用グループの排除を行えます。
★今動いているグループを把握し、その都度 継続や削除の対応をするのは大変ですよね。ひとつひとつは小さな作業でも、定期的に訪れるとイラっとするもの。自動化により、担当者の労力はかなり削減できそうです…!
 
 

Point>
PW変更やリセットは、IDMに備わる「本人確認機能」により、ログインせずとも安全に実行できます。また、ADアカウントのロックや解除はボタン一つで実行でき、個別だけでなく一括での対応も可能です。
万が一の時に、瞬時にアカウントをロックできる仕組みがあるのは、とても心強いですよね!

 

 

 

Point>
利用申請からライセンスの割り当て、そして通知まで、一連の作業を自動化できます。
★利用者からの申請を隙間時間で確認できる仕組みにより、担当者が「問い合わせ対応に追われてしまう」というストレスから解放され、自分のペースで対応できる点が良いですね!

 

>>IDMについてくわしくはこちら

 

 おわりに

IDMは、統合IDの管理や運用と利用者によるセルフメンテナンスを可能にするために開発され、IT担当者様の負担を軽減する機能が沢山備わっています。忙しくて対応できない時でも、利用者自身が対応できる範囲が広がったことで、「対応に迫られなくて済む」という安心感を得られ、利用者にはスピード感を与えることができるようになりました!
ちなみに、利用者も戸惑いにくい簡易的な操作性も魅力なので、入社したての私でも、どこを触れば良いのか把握しやすく、助かった記憶があります。

しかし…
どれだけ「セキュリティ対策」や「効率化」と言われても、新しい運用に切り替えるのは非常に手間がかかりますし、不安もあるかと思います。
その点、IDMは、企業様に合わせた柔軟なカスタマイズが可能なため、既存の業務フローを変えずに、安全で効率的な運用へ改善できるんです!
今回は概要程度のご紹介でしたが、「こんなことはできるの?どんな仕組みなの?」など、何か気になることがあれば、是非以下からお気軽にお問い合わせください。
また、資料請求も可能になっておりますので、ご活用いただければと思います!

>>お問い合わせ・資料請求はこちら

 

次回は後編として、「運用」にフォーカスした特長についてご紹介していきますので、弊社からのDMをお待ちくださいね♪

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