ライトウェルブログ

2018/12/17Windows Server 2016の構築手順を自動化する

こんにちは!

ライトウェルの山田(ペンネーム)です。

弊社のサービスサイトを開設後、様々なお客様から多数のご相談・ご連絡頂いておりますが、

やはり問い合わせが多いのが、

Windows の構築を自動化したい
Windows構築の自動化を委託できないか?

というWindowsに関連する問い合わせです。

※導入・運用支援サービスの内容はこちら

AnsibleはLinuxで使用されているイメージ多いですが、Windowsももちろん活用できますヨ!

なんと、最新のAnsible2.7では利用可能なmoduleは↓こんなにたくさんあるので、Windowsの諸設定の大半はAnsibleで自動化できちゃいます!(Ansible公式ドキュメント引用)

https://docs.ansible.com/ansible/latest/modules/list_of_windows_modules.html

(´-`).。oO(Ansible 2.2くらいまでは、Windowsに対応したModuleが少なくて、Windowsモジュール自作してたなぁ)

 

今回のブログでは、Windowsの自動化をテーマに、実際にお客様から依頼を受けたWindows Server 2016の標準設定内容を自動化していくまでのポイントを公開していきたいと思います!

 

Windows標準設定内容

実際に依頼を受けた内容がコチラ↓(Excelにして、40ページ以上の超大作)

  1. 一般設定
    1)ネットワーク設定
    2)リモートデスクトップの有効化
    3)ライセンス認証
    4)ホスト名の設定
    5)仮想メモリ設定
    6)DVDドライブレターの変更
    7)イベントログ設定
    8)リモートデスクトップ接続時の壁紙有効化設定
    9)フォルダーオプション設定
    10)追加ディスクのフォーマット
    (i)NTPサーバー設定(※ドメインに参加しない場合)
  2. ドメイン参加
  3. セキュリティ設定
    1)ファイアウォールの無効化
    2)UACの無効化
    3)IEの初期セットアップ
    4)IEのセキュリティ強化解除
    5)IEのプロキシ設定
    6)パスワードポリシーの変更(※ドメインに参加していない場合)
    7)Administratorのパスワード変更
    8)NETBIOS名非表示化
    9)各フォルダー構成・権限設定
  4. 標準アプリケーション導入
  5. 役割・機能の追加
    1)Windows役割のインストール
    2)Windows 機能のインストール
  6. 更新プログラムの適用
  7. WINDOWS UPDATEの無効化
  8. サーバー マネージャー自動更新の無効化
  9. デスクトップのアイコン表示
  10. タスクスケジューラ設定

読者の皆さん、弊社も同じような設定を!!と思われる設定はございませんか?
構築に手慣れた人でも、これだけの設定を一つずつやっていたら2時間以上かかっちゃいますよね。
この設定内容をAnsibleで自動化して、帰宅前にAnsibleを実行して、翌日に出来上がっていたら
素敵だと思いませんか??

次回の更新は、Windows Server 2016の自動化 Part1ということで、
上記の内容についてPlaybookの実装、苦労したポイントなどをアップロードしていきたいと思います!

トップページに戻る