2018/07/13「自動化」で「時短」を実現! 構成管理ツール「Ansible」のススメ
「社内PCの入れ替えでセットアップは任せるよ、と言われたけど、
数百台と聞いて、ちょっと引いてます。人手も時間も足りないよ……」
「新人さんにネットワークの運用管理を任せることにしました。 教えた手順どおりにやれば大丈夫なはずなんですが、社内からは不具合の問い合わせが急に増えました。」
「これまで手作業でいろいろ何とかやりくりしてきましたけれども、正直もう限界な気がしています。ノー残業デーって何ですか?」
・・・
毎日システム管理業務を行う中で、1つ1つは単純だけど、とにかく数が多かったり、組み合わせ方にコツがあったり、段取りが複雑化してしまっていたり、と負担に感じていることはありませんか?
膨大なルーチンワークは、それだけで毎日の業務を圧迫する大きな負担となります。
人海戦術で解決しようにも、対応できる人材がいないとか、人はいても教えるのが大変とか、別の理由で困ってしまうことも少なくないでしょう。
実際のところ、頭を使う必要はない。とにかく手を動かせばいい。でも大変。
そんな作業をスムーズかつ短時間で、ミスなく完了させる最善の手段。
それが「自動化」です。
あなたが抱えているその作業、自動化してみませんか?
Ansibleで Let’s 自動化!
ITシステムの運用管理を自動化するためのツールは、すでに数多く出ています。
それぞれに特長がありますし、使い勝手の良し悪しに対する感じ方もさまざまです。
これからチャレンジしてみようという場合、難しいと思うツールをわざわざ選ぶ必要はありませんが、ある程度長期に渡って使っていくことになるものでもあるので、自分以外の人が使うときのことも考えて選ぶことをお勧めします。
ライトウェルでも、社内のIT管理業務の自動化に取り組んでいて、
そこでは「Ansible」(アンシブルと読みます)という構成管理ツールを使っています。
- シンプルで使いやすい
- 作業の手順をまとめやすく、その内容も見てわかりやすい
- だから導入や展開を短期間で行える
こんなメリットがあります。
実際、Ansibleによる作業の自動化で、数時間かかっていた作業が数分で終わるなんてことも社内では当たり前になってきました。
そうすると、そこで得られた時間をほかの仕事に使えるようになります。
昨今はIT部門に対しても、経営への参画や貢献、企画立案やプレゼンテーションといったことが求められるようになっていますし、もちろんシステムの見直しや品質の維持向上に注力することも大事です。
そうした「本来の仕事」に集中できるようにする、いわば「働き方改革」の1つとしても、自動化は大いに役立ちます。
当然ながら、自分たちで使っているだけではなくて、お客様に対してもご提供しています。
これを機に自動化に取り組みたいという方は、ぜひお問い合わせください。
自社活用の経験とノウハウを活かしてお客様をサポート
「実は以前に自動化に取り組もうとしたことがある。でもうまくいかなくて、あきらめてしまった。」
こんな声も、よく聞きます。
作業の自動化は、別の言い方をすると、
段取りをルールとして定めて、確実に実行できる環境を整える。
そして、それを人に伝えやすく(教えやすく)する。
ということでもあります。
業界っぽい言い方をすれば「標準化」です。
これを自分たちだけで何とかするのは、骨が折れると思います。
必要な情報をネットで調べやすい時代にはなりましたが、そこで本当に求めている情報やノウハウが得られるとは限りませんし、自力で解決しようと費やす時間や労力が必要以上に増えてしまっては、本来の目的から逸れていってしまいます。
ライトウェルでは、そんなお客様にも安心して自動化の恩恵を感じてもらえるように、
導入支援や運用支援のサービスもご提供しています。
社内で使っていることで蓄積されたノウハウもありますので、いざというときに頼れるプロとして、これから自動化に取り組む皆さんのお役に立てればうれしいです。
(ちょっとしたコツやサンプルコードは、このブログでご紹介できるかも?)
自動化への一歩を踏み出そう
Ansibleの特長は、こちら にまとめています。
「こんなことはできるのか?」
「あんなことをしてみたい」
「今すぐ上司を説得しに来てください!」
皆様からのいろんなご意見、ご相談、お問い合わせ、お待ちしています。