2020/10/02zLinuxをAnsibleで操作してみた
こんにちは、樋口です。
皆様、zLinuxって知ってますか??
メインフレームの専用ハードウェアとして堅牢性、信頼性の特徴を保ちつつ、
汎用LinuxOSの使いやすさも取り合わせたOSなんです。
そんなzLinuxをOSSで活用する動向が今まさに注目されてます!詳しくはこちら
今回は、zLinuxを簡単に検証できるLinuxOne CommunityCloudなるものがありますので
こちらを使ってAnsibleの動作検証をしていきます。
まずは、LinuxOneCommunityCloudのUIにログイン。結構イケてる・・・
ここで「Create」を押して見る
RHEL7.7とSLES12が選べるっぽい。RHEL7.7を選んでみる
数分後に完成。めっちゃ簡単に作成できる
CPUがx64じゃないことを実感・・
[linux1@ansible ~]$ cat /proc/cpuinfo vendor_id : IBM/S390 # processors : 2 bogomips per cpu: 3241.00
そしてRHEL 7.7ではなく7.8だった・・・
[linux1@ansible ~]$ cat /etc/redhat-release Red Hat Enterprise Linux Server release 7.8 (Maipo)
pythonは入ってるな。よし。
[linux1@ansible ~]$ python -V Python 2.7.5
ここからは実際にAnsible Towerを使ってzLinuxを色々操作していきますよ~
まず認証情報を登録。
インスタンス作成時にkeyペアが作成され、ダウンロードできるので、
SSH秘密鍵として登録し、認証情報を作成。
次にzLinux用のInventoryを作成。
パブリックIPアドレスをansible_hostとして登録。
Ansibleアドホックコマンドを試してみよう。
左側のホスト一覧のチェックボックスにチェックをいれて、
右上のコマンドの実行をクリック。
最初に作成した認証情報を使って、まずはpingモジュールを実行。
pingモジュールの疎通成功。
まとめ
まずはpingモジュールのみですが、zLinuxといえど、
汎用Linux同様にAnsibleで簡単に操作できそうだということがわかりました。
次回は以下の内容でzLinuxをもう少々触っていきたいと思います。
・IBM製品の代表格であるDb2のインストールやDatabaseの作成