活用シナリオ

VDI運用自動化による業務改善
VDI環境運用を自動化し、運用負荷軽減とリードタイム短縮したケーススタディ
- PCキッティング
- 仮想環境
- 運用自動化
導入背景
リモートワーク推進に伴いデスクトップ環境を仮想化。部門ごとに必要な設定をマスターイメージに組み込んでいたが、WindowsOS更新の度にマスターイメージの作り直しが発生していた。また、クライアント証明書の払い出しや仮想デスクトップアプリの設定などの前後の作業にも運用負荷が発生していたため、一連の作業を自動化することを検討した。
導入前の課題
- セキュリティアップデートごとに大量のマスタイメージの更新が必要
- VDIの払い出し作業のみならず複雑な前後作業もあり、属人化、長時間化していた
- イベント時には200台超/月の申請あるが、人的リソースの問題で80台/月までの対応
- 申請からユーザが使えるようになるまで3週間を要していた
導入効果
-
マスタイメージのスリム化
標準マスタは1つとし、部門ごとの設定差はAnsiblePlaybookで補完
-
作業品質の均一化、短縮
膨大な設定項目をPlaybook化することで、誰が対応しても同一手順・同一品質で作業を行えるようになった
-
対応件数の向上
月あたりの対応可能件数が増え、ユーザ部門への満足度向上につながった
-
全体リードタイムの短縮
申請から最短3日で提供が可能になった


自動化によりマスタの更新が簡素化。これにより一連の作業を自動化できたことにより大幅にリードタイムを削減できた。また、証明書対応や仮想デスクトップアプリの設定など、設定項目に応じて複数の担当者で対応していたが、1人で対応できるようになった。
ライトウェルの
支援内容
-
業務フローの整理
自動化の前に業務の棚卸し
-
自動化の設計支援
誰でも扱える自動化環境を設計
-
手順書のPlaybook化
複雑な⼿順をシンプルにコード化
-
運用定着化を支援
QAサポートはもちろん、Playbook開発のノウハウも提供