IT部門の業務効率化、省力化を支援する
各種機能を実装

基本的な構成要素

  1. Identity Management(ID管理)
    管理対象とする利用者(ユーザー)を管理する仕組みです。IDMのベース要素となります。
  2. Organization Management(組織情報管理)
    管理対象とする組織や場所の情報を管理する仕組みです。
  3. Application Management(アプリケーション管理)
    アプリケーション利用を管理する仕組みです。
    社内で利用されるさまざまなITシステムに対応することをコンセプトにしています。
  4. External Cooperation(外部連携)
    外部システムとの連携を実現する仕組みです。
  5. Application Setting(アプリケーション設定)
    アプリケーション利用で必要となる設定などを提供する仕組みです。主にユーザー登録や初期設定などの自動化を提供します。
  6. Propulsion Tools(推進ツール)
    利便性向上やシステム運用の向上を行うためのツールやアプリケーションを提供します。
  7. User Operation(ユーザー支援)
    利用者のシステム利用を支援、推進する仕組みです。
  8. Administrator Operation(管理者支援)
    管理者の業務を軽減、代行する仕組みです。

各機能の概要

ID管理機能

利用者のIDを発行、管理します。
また、ID(利用者)ごとの氏名、所属、メールアドレス(社有/私物)などのプロファイル情報を登録、更新できます。
登録と更新を利用者自身で行うことも可能です。

  • 申請登録に対応

Active Directory/Office 365 登録機

Active DirectoryやOffice 365への各種登録処理、および初期設定を行います。管理者の手を煩わせることなく、利用申請からライセンス割当~通知までの一連の作業を自動化できます。

  • 申請登録に対応
  • Active Directory:ユーザー、連絡先、セキュリティグループの登録、更新
  • Office 365:ライセンス割り当て、リソース(備品・会議室)の登録、更新
    • セキュリティグループ/リソースの有効期限を設定可能
    • 有効期限が近付いたグループ/リソースの更新確認をメールで通知可能
    • 有効期限が切れたグループ/リソースを自動的に削除
    • グループ名/リソース名を定めたルールで自動生成することが可能(名称重複なし)

など

ハイブリッド構成のOffice 365環境に対応できます。

サービス登録機能

Office 365のActiveSync機能、Active DirectoryへのPC登録、クライアント証明書(別システム)など、利用者に提供したいサービスの登録が可能です。
提供、管理するサービスは任意に追加できます(自動登録機能は別途開発が必要です)。
これにより、さまざまなサービスやシステムの管理を一元化し、利用実績レポートの集計もまとめて行えるようになります。

  • 申請登録に対応

課金機能

課金で必要となる利用実績情報を抽出します。サービスごとに負担部門コードと利用/費用の承認が行えます。
利用実績情報は次の機能と連動し、承認情報(結果)と合わせて自動取得します。

  • Active Directory/Office 365登録機能(ユーザー登録、ライセンス割り当て)
  • サービス登録機能

電話帳機能

利用者(対象ユーザー)の所属(組織、場所)や電話番号、メールアドレスなどの情報を電話帳データとして登録、管理します。登録されたデータは組織一覧表示が可能です。
一覧からのプレゼンス(在席状況)表示や、Microsoft Outlookメール送信なども行えます。

  1. 電話番号の一覧を組織別ツリーで表示/確認
  2. 組織情報はActive Directoryのセキュリティグループと連動することが可能
  3. 電話情報のメンテナンスでActive Directoryのセキュリティグループのメンバーを更新可能
  4. 一覧や詳細画面からSkypeのプレゼンス(在席確認)を確認可能
  5. 画面のリンクから、Skypeの利用、IP電話発信、一覧でチェックした人(複数選択可)、選んだグループへのメール送信が可能

運用支援機能

利用者自身でActive Directoryのアカウント確認やパスワードの変更、リセットを行うことが可能です。本人確認機能を実装しており、利用者が非ログイン状態でも安全に実施できます。
管理者によるパスワードリセットや、緊急時のアカウントロックおよび解除も行えます(個別、一括実行)。

マスター管理機能

IDMで取り扱うすべての情報をマスター処理で一括登録、一括更新、一括削除することが可能です。
組織改編や大規模な人事異動、初期展開や利用組織の追加などで必要となる利用者一括登録などの際に役立ちます。一覧の取り込みと同時にActive Directory情報の登録や更新なども行えます。

その他の機能

マルチ言語対応(日本語/英語//簡体中国語)、サーバーの冗長化構成、モバイルデバイス対応(一部)などがあります。

ここで紹介した機能は、お客様の環境や運用に合わせて改修や設定を行うことができます(個別のお見積り、対応となります)。弊社担当者までお気軽にお問い合わせください。


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